ケガをしたら外科や整形外科、鼻閉などの症状が出れば耳鼻咽喉科に行きますね。

でも症状によってはどこを受診したらいいのかな、と迷うことがありませんか。

2018年4月から「岡山県北西部（新見）総合診療医学講座」を新見市と岡山大学との間で設置締結し、

新見市神代診療所（周辺診療所含む）には定期的に岡山大学病院 総合内科・総合診療科からの医師が診察に来られています。

本件に継ぎ2022年4月より、総合内科・総合診療科から当院にも外来応援をしていただける話をいただきました。

内科総合診療医の診察を選択できることで何科に受診するか迷う症状に対応し、地域から幅広い診断・治療に結びつけることが可能になります。

当院は微力ながら、総合内科専門医取得に対する現場での研修協力病院として役立つ必要があると考えていますが、

一方で高次機能病院でのスタンダード診療を派遣医師からわたしたちが学ぶ機会にもなります。

この双方の関係を続けることで地域の皆様により良い医療を還元できると思います。

今回のように大学・市・民間の連携（産学官連携）を行うことで、地域医療の基盤を充実することにも貢献出来たらと考えます。

地域の方はもちろん、当院にとっても大変ありがたいことと感じています。