がくやおち ~副院長の書斎~

株式会社○○

2025.09.30

何かをすると仮定しよう

その何かはどれくらいのVisionとインパクトがあって、

社会に還元できるのかが大切だ

 

しかし、趣味の世界ではないので個人のエネルギーだけでは持続可能ではない

ここが月面のように何もなかったら、何かをするための資材やインフラがいる

当然賛同する同士や還元できる相手が必要で、

規模にもよるが当然ある程度の資金が必要である

 

きちんと総合的に判断してから、初めて何かを始めないといけない

どのくらいのスパンでランニングコストを稼ぎ、

どのような商圏でどれくらいのサービス・利益を上げてゆくのか、

また全体の動向を読みながら、様々な展開も見据えないといけない

 

自らの商品に対しても、いろいろな考え方のある人が同じ目標を立てて進むのだから、

刻々と変わる日々のデータ分析をトップダウンで説明し、

早く且つより良い展開目標に持ってゆく

 

社会のニーズに応えるには、頼れる存在でないといけない

でも言葉はたやすいが行いは難し、にはならないように

富山市政策アドバイザー 植野芳彦氏の言葉を引用する

 

「世の中にはソフトなものを求める傾向がある。景観やデザインを学ぶことは好むものの、

労力と熟練性が必要な構造系を専門とする人たちが少なくなってきている。

「点検」とは事実を見ることである。その次に「診断」と言われる状況把握があり、その後「判断・決断」が必要になる。

だが現在、正しい判断・決断をできる技術者はどれだけいるのか。

覚悟のない人間は危険性を指摘できない状況になってしまう。

まずは管理者が当事者としての意識を高め、技術者を育て、

責任と覚悟をもって将来も見通し戦略的に対応することが不可欠である。」と

 

構造を作るにも、地道にこつこつと先を見通しながら教育し、

教育されたものがまた教育をすることで、

知恵やエビデンスに基づく持続可能な判断・人材をつくることになる

 

やはり当事者たちが覚悟を持つことが大切だ

説明する責任を持続的に、肩に乗せることになるのだから

やっぱり、今と同じことをするだけでは到底いけない