いつも初心を大切に。
退院後の生活にも思いを寄せる看護師でありたい

後藤 里絵(一般病棟・2010年入職)


どのような点に魅力を感じて入職しましたか?

子供を出産予定だったため、小児科外来がある点が非常に魅力的でした。また、新見看護大学の実習受け入れ病院のため指導の点で不安がなかったことも入職の決め手となりました。
実際入職してからは、子育てに理解がある職場であることを実感しています。子供の体調不良による勤務交代も寛容に対応してくれているので助かっています。
一般病棟内科勤務ですが、整形・脳・循環器・泌尿器・眼科など他科にわたる入院患者様への看護が必要となり、日々とても勉強になります。

どんな業務を担当されていますか?

医師の指示による点滴や検査対応、回診介助など、患者様の日常生活援助を行っています。
入院患者は高齢の方が多いので、退院後の環境を想定し、スムーズに元の生活に戻れるような看護を心掛けています。
体調が良くなかった患者様の回復をお手伝いし、元気になっていく姿を間近で見ることができたときが、看護師を続けていてよかったと思う瞬間です。

大変だったことや苦労したことはありますか?

当院は総合診療的に病気治療を行っているため、担当である内科以外の分野の勉強や、日々更新される新たな治療方法に対応する必要があります。
ついていくのにひと苦労ですが、初めて聞く言葉はできるだけメモに残し、調べるようにしています。

今後どのような看護師を目指したいですか?

高齢化社会に伴い、新見市でも高齢者の独居や老々介護が問題になっています。
当院でも高齢者の入院が多く、治療が終り退院した後、自宅での生活にすんなりと戻れない方が増えています。
治療が終われば私達の仕事は終わりではなく、どうすれば元の生活を続けていけるのか、早い段階で他部署との連携を取り、より良い退院に向けて動けるようにしていきたいと思っています。
日々進化する医療技術に終わりはなく、新しい薬剤や治療方法などを目にしたときは、新人時代を思い出して勉強していけるようにしたいと思っています。

ある日のスケジュール

7:30

出勤・情報収集

更衣室で着替えます。
夜勤業務の手伝いがなければ、今日の業務の情報収集を行います。

8:00

食事の配膳・介助、点滴準備

介助が必要な方に付き添います。下膳が終了したら申し送りをしながら点滴準備を行います。
おむつ交換や清拭があり忙しい時間帯ですが、ミスや漏れのないようにみんなで声を掛け合います。

10:00

部屋回り

受け持ち患者のバイタル測定や体調確認。

12:00

食事の配膳・介助 患者様の昼食のお手伝いをします。
12:30 休憩 既婚者が多い職場ですが、お弁当持参、ラーメンや給食を頼むなどさまざまです。家庭のことを話しながら和気あいあいと過ごします。

13:20

おむつ交換、回診介助、指示変更、部屋回り

医師の回診に同行して介助を行い、指示変更があれば対応します。
16:00

おむつ交換、夜勤への申し送り 、カルテ記入

おむつ交換終了後、順次夜勤へ申し送りを行いカルテへ記録。疲れはピークですがもうひと踏ん張り!担当業務が終わったら、みんなが早く帰れるよう、困っている人に声を掛け合います。
16:30 退勤 なるべく残業しないようみんなで協力しているので、今日も定時で終業。家事や育児の時間もしっかり取れます。

 

応募を検討されている方へのメッセージ

多種多様な病例に対応しているため、総合的にとても勉強になります。スキルアップへの研修への参加などは補助があるので、向上心をもって取り組めば、ワンランク上の看護師が目指せます。

ママが働きやすい環境も整っています。子育て世代の職員が多く、育児相談やシフトの変更など、お互いに助け合えるので助かっています。
当院には小児科があるため、自分の子供のことを医師へ相談できることも安心して働ける理由のひとつです。

今後は電子カルテを導入予定。事務作業の負担が軽減され、より看護に専念できるようになります。
ぜひ、当院への入職を検討してください。職員一同楽しみに待っています。